The Second Half of My Life

子育てと英語と資産運用(+趣味のIT)に頑張るブログ

時間のない社会人のTOEIC学習について(と、900点の壁)

(このブログをご覧いただき、ありがとうございます。)

 

 

今日は7月のTOEICの日です。

私も受験予定でしたが、家庭の都合により今回はパスせざるを得なくなりました。

受験された方々、お疲れさまでした。

私は、次回9月受験を申し込む予定です。

 

 

さて、前回、800点までの軌跡を書きましたが、次に900点を超えるまでの経過を書く前に、時間のない社会人の勉強方法として、自分が心がけていることを少し書きたいと思います。

 

 

0.勉強時間をいかに捻出するか

 

学生ならともかく、社会人ともなると、まずは仕事があり、

 

「なかなか勉強時間が取れない」

 

と感じる方が多いと思います。

 

 

実際そのとおりで、1日のうち12時間くらいは(通勤時間を含めて)拘束されるわけですから、睡眠時間を除けば勉強に充てられる時間はかなり少なくなります。

 

じゃあ、どうやって勉強するのか。

 

もうずいぶん前のことになりますが、日商簿記1級に取り組んでいたころ、仕事が非常にハードで、平日は日付が変わるくらいまで働き、土日もどちらか働く、ということもしばしば。そんな中で、

 

「朝晩の通勤時間と昼休み」

 

を最低でも勉強時間に充てて何とか合格した経験から、それ以後、何か試験に取り組む際は、上記の時間を勉強に充てるよう心掛けています。

 

そんなの当たり前だろ、と言われればそれまでですが...。

なかなか実践できないことも多い。昼休みは職場の人に昼食に誘われ、帰宅時は疲れてつい動画や漫画を見てしまう。

 

でも、TOEICくらいの難易度の試験であれば、先ほどの通勤関連の時間に、帰宅してから1時間でも勉強すれば、何とかなります。

 

 

TOEIC満点講師の方のセリフにもありました。

 

TOEICの勉強は筋トレと同じ。少しでもサボるとダメになる」

 

幸いなことに、現代では重い「公式問題集」を持ち歩かなくても、スマホタブレットが一つあれば、リスニングもリーディングも勉強できます。

 

残念ながら最近は在宅させられることも多いので、そんな時は家族が寝静まってから勉強せざるを得ないことも多々ありますが。

 

今の悩みは、まだ子どもが小さいので、休みの日は家庭対応でなかなか時間が取れないことでしょうか。

 

家庭内の業務分担は家それぞれですが、ウチでは休みの日は朝から晩まで私がやりますし、子どもが小さいうちは、できるだけ勉強や遊びを子どもと一緒にしたいと思ってますので、1日があっという間です。

 

次のテスト日程は人それぞれですが、目標に向かって日々コツコツと積み重ねましょう。

 

 

では、800点を超えてからの取り組みです。

 

 

1.目標の再設定

  

 始めてから800点を超えるまでは、1度下がったことがあったものの、勉強時間の割には順調に点数も伸び、学習開始から約5ヵ月で当初の目標はクリアできました。

 

目標はクリアしたのですが、

 

「この後、どうするのか?」

 

という疑問が湧いてきました(というか具体的には考えていなかった)。

 

確かに800点を超えはしたものの、

・テレビで外国人が話している内容が聞き取れるわけでもなく

・英語のニュースがすらすら読めるわけでもない

状態です。

 

800点は確かに一つのメルクマールではあるものの、若者ならともかく、この年齢のサラリーマンが(今さら)超えたところで、仕事上で評価されるわけでもない。

 

ということで、次の階段までとりあえず上ってみよう、と目標を再設定しました。

さて、900点までの道のりは、いかほどか。

 

 

2.900点の壁

 

とりあえず、教材は今までのものをそのまま継続します。

 スタディサプリEnglishと単語集。

体験記などを見ると900点を超えている人もいるようなので、1年契約してしまっているのだからこれでなんとかしたいという思いもありました。

 

2018年12月の試験までは少しずつではありますが点数は伸び、825点まで来ました。翌1月の試験は、年末年始勉強をさぼったツケが回り、790点と再び800点アンダーに。

 

コリャいかん、と2月からは1時間/日以上を確保するべく取り組みました。3月の試験は家庭の都合で受けられなかったので、4月まで2か月以上勉強することができました。

 

で、満を持して2019年4月の試験を受けたのですが....、

 

4か月前と全く同じ点数.....

 

正直、愕然としました。

結構勉強したんだけどなぁ…。

 

でも、あれだけ勉強して伸びないということは、自分の勉強方法に何かが足りないということ。

 

何が足りないのか?

 

以下の点数を見ていただければわかりますが、やはりListeningは苦手で安定しません。

スタディサプリEnglishのListening教材のスピードは等速と1.2倍のみ。

もっと早いスピードで耳を慣れさせたほうがいいのではないか?

と思い始めました。

 

 (この頃の点数推移)

年月 回次 Listening Reading Total
2018/12 236 405 420 825
2019/01 237 375 420 795
2019/04 239 405 420 825
2019/05 240 385 405 790

 

ちょうどスタディサプリEnglishが5月下旬で1年を迎えようとしている...。

何をすればいいのだろうか。

 

 

3.Abceedとの出会い

 

探していたところ、出会ったのがこれ⇩です。

abceed | AI英語教材アプリ

 

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これの利点は、

1.重い問題集を持ち運ばなくて良い。

2.様々なレベルの問題集が選べる。

3.Listeningの速度が2.0倍まで選べる。

ところにあります。

 

 画像にもある「予想スコア」の機能は、問題を解いて正答していくと、ポイントが加算され(間違うと減算され)、スコアが予想されるようにできています。

 

一応制限時間のゲージもついていますが、制限時間内に解かなかったからといって、減点があるわけではありません(そこが残念と言えば残念)。スタディサプリEnglishは制限時間があったので、そこは最大の違いでしょうか。

 

この予想スコアは、同じ問題を定期的に解くことによっても上げられるので、必ずしも当たるわけではありませんが、

 

★なんとかポイントを増やそうと、解く問題数が増える

 

という効果があります。

 

レビューを見ると、

 

「1つ間違えると何万ポイントも減算されるので、やる気が失せる」

 

というものがありましたが、800点で満足できる方ならともかく、860点、900点と上を目指すならば、基本「全問正解」が目指すところになるので、こういう方式でいいと思います。

 

これを始めたのが2019年の5月半ば。

Listeningについて言うと、最初はスピードを1.5倍にしたことで、最初は耳がついていかず。

先ほどの表にあるように、5月のTOEICはまた800点を切ってしまいました。

 

でも、

・listeningは可能な限り多くの問題を

・Readingは公式問題集よりも少々難しい問題と、英文ニュースの精読を

これまでより早いペースでやることを目標にし、この5月から6月の1か月、取り組みました。

 

 

2019年6月にようやく、ProficiencyScale Aの「865点」に到達することができました。

900点はその次の2019年7月にやっと、やっと達成。それも「900点」とギリギリで。

800点を超えてから9カ月もかかってしまいました。

年月 回次 Listening Reading Total
2018/06 231 365 255 620
2018/07 232 365 365 730
2018/09 233 310 380 690
2018/10 234 410 400 810
2018/11 235 410 410 820
2018/12 236 405 420 825
2019/01 237 375 420 795
2019/04 239 405 420 825
2019/05 240 385 405 790
2019/06 241 420 445 865
2019/07 242 455 445 900

 

900点を超えて、よし、もっと上(950点)を目指すぞ、と意気込むのですが...。

ここからの壁はもっともっと高いもので、未だ超えられず。

 

次回は、使っている教材などのお話しを書いていこうと思います。